うつを寄せ付けないための秘策|心の元気を取り戻せ

看護師

医師とうつ病を治そう

医者

うつ病の治療中は焦らないこと

多くのうつ病の患者さんが抱える共通した不安は、いつまでに自分の症状が回復するのかということです。仕事や学業がうまく軌道に乗れずに困っているのですぐにでも回復して戻りたいと考えがちですが、それはかえってうつの症状を強めてしまう可能性があります。風邪の症状が強い時には無理をして外出をしないことは当然ですが、うつの場合も同じです。大きな心の負担となることや、気持ちに強いストレスを感じることからはなるべく離れて、リラックスできる場所での休息が最も効果的です。うつは適切な治療を受けることによって回復することが見込まれますので、時間をかけることで次第に回復すると考え、治療中は回復を焦らずに構えていくことが大切です。好きなことを見つけて熱中するのも良いでしょう。また気持ちがスッキリするまで横になって体力を温存することも回復に効果的です。最近はうつ病に対する認識も高まってきていますので、周囲の理解も得られやすいためによりじっくりと治療に向き合うことができる環境も整ってきています。また心療内科への定期的な通院も欠かせません。医師による診断を受けて適切に投薬治療を受けるということも回復につながる重要なポイントです。自分の判断で症状が回復したからと薬の服用をやめたり減らしたりする人がいますが、安易な自己判断は症状のぶり返しにつながることもあります。投薬治療は医師の判断で行われていますので、決められたとおりに用法用量を守って服用することが大事です。自分での判断も「早く回復したい」という気持ちの表れと考えられますが、やはり焦りは禁物であるといえるでしょう。これまで好きだったことに興味が持てなくなったり、趣味をやめてしまったりという症状もありますが、もともとその行為が知らず知らずのうちに心の負担となるストレス源となっていた場合もあります。回復段階では再び興味が湧いてくることがあり、早く趣味の世界に戻りたいという気持ちになることもわかりますが、その場合にも必ず医師に相談してみることがおすすめです。距離を慎重に縮めながら戻ることが良い場合もあります。